DM発送代行の費用相場は?工程ごとの料金やおすすめのサービスを紹介
DM施策でDM発送代行サービスを利用する場合、費用相場が気になるところです。費用はサービスによりさまざまで、工程ごとに料金を設定しているところもあります。
本記事では、DM発送代行サービスの費用相場や選び方、費用対効果を高める方法について解説します。
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DM(ダイレクトメール)発送代行の費用はどのくらい?
DM(ダイレクトメール)は、古くから多くの企業で利用されている効果的な販促活動です。現代はパソコンやスマートフォンの普及で販促活動もメールやweb広告が増えていますが、DMは開封率が高いため、認知度アップや宣伝効果の高い方法として、今でも多くの企業が利用しています。
DMは大量に発送することから社内で対応するのは難しいことも多く、発送代行を利用している企業は少なくありません。DM発送代行を利用した場合、気になるのが費用相場です。
料金はDMのサイズや形態、発送部数、納期などによって変わり、サイトに料金表や費用例を公開している会社と、問い合わせをして見積もりを出す会社があります。
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」では、納期・DM形状別の料金一覧表を次のURLからダウンロードできます。料金を確認する参考にしてください。
DM発送代行の工程別費用相場
DM発送代行は、工程別に費用がかかります。DMの工程と工程ごとの費用相場は、次のとおりです。
工程 |
費用相場 |
宛先リストの作成 |
1件あたり7~10円 |
原稿の作成(両面カラー) |
はがきサイズ:4〜5万円 |
印刷・封入作業 |
1通あたり2.5〜5円 |
発送 |
通常はがき:85円 |
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」であれば、印刷から発送までオールインワンで対応するため、料金がわかりやすく、細かい見積もり取得や調整の手間がありません。「工程ごとの計算は手間がかかる」「見積もり取得は面倒」という方は、ぜひご利用ください。
ここでは、一般的なDM発送代行の費用相場について、工程ごとに解説します。
宛先リストの作成
DMを発送する際には、DMの発送先となる宛名リストの作成が必要です。自社の顧客リストから宛先リストを作成するのが大変な場合は、リスト会社から購入するか、リスト収集ツールを活用して宛先リストを作成できます。
リスト会社から購入する場合、個人の宛先リストは個人情報保護の観点から取得が難しいですが、法人を対象とするリストの購入は可能です。宛先リストを購入すれば、広範囲にDMを送付できるでしょう。リストの費用は、1件あたり7円〜10円が一般的な相場です。
関連記事:DMの成果はターゲットリスト(企業リスト)で決まる?質の高いリストの作り方
原稿の作成
原稿を作成する際は、自社で原稿を作成して入稿するか、DM発送代行サービスに作成を依頼して入稿します。DM発送代行サービスに委託する場合は、企画から作成までの委託も可能です。
原稿作成を依頼する場合、費用相場ははがきサイズで両面カラーの場合は約4〜5万円、A4サイズのはがきで両面カラーの場合は約8〜9万円です。
原稿の作成は、信書に該当する場合に注意が必要です。信書とは、特定の受取人に対して差出人の意思や事実を通知する文書であり、郵便法や信書便法で送付方法が規定されています。
DMの差出人が特定の受取人を選別し、受取人に対して商品の購入等を勧誘する文書である場合は信書に該当するため、注意が必要です。
信書に該当する場合は日本郵便の定形郵便・定形外郵便など送付方法が決められており、それ以外の方法では送付できません。
決められた方法以外でDMを送って信書と判定された場合、発送できずに費用だけかかってしまいます。信書に該当するかどうか不安な場合、原稿の作成はDM発送代行サービスに相談することがおすすめです。
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」に相談する
印刷・封入作業
宛名印刷には、封筒やはがきに直接印刷する方法と、ラベルに印刷してあとから貼り付ける方法があります。貼付の手間がない直接印刷の方が費用を抑えられますが、封筒によっては直接印刷ができないものもあるため、注意が必要です。
封入は1万通を目安に手作業から機械での封入に切り替わることが多く、発送数が増えれば増えるほど1通当たりの価格は安くなります。
DMの宛名印刷と封入にかかる費用相場は、1通あたり2.5円〜5円です。
発送
多くのDM発送代行サービスは日本郵便や宅配会社と提携しており、効率良く発送を依頼できます。料金は発送数とサイズ・重量によって決まり、会社ごとに基本料金は異なるため、事前によく確認しておきましょう。
通常はがきは85円、往復はがきは170円で、A4版サイズのDMをゆうメールで送る場合、重量により180~360円となります。
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」の場合、はがきタイプであれば70円以下で発送可能です。
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DMの種類別費用相場
DMの送付費用は、DMの種類によって異なります。DMの種類は、はがき、圧着はがき、封書の3種類に分けられ、費用相場は次のとおりです。
種類 |
費用相場(1通あたり) |
はがき |
70〜130円 |
圧着はがき |
80~220円 |
封書 |
120~180円 |
DMの種類別に、特徴や費用相場を解説します。
はがき
DMとして最も多く利用されている種類がはがきです。はがきには、日本郵便が発行する「通常はがき(官製はがき)」と切手を貼って使用する「私製はがき」の2種類があります。
1通あたりの費用相場は、印刷代を含めても70〜130円と低価格です。はがきは定型はがきと大判A4はがきがあり、A4はがきは印刷スペースが広いため多くの情報量を記載できます。ただし、デザインや印刷代、発送料は、定型はがきよりも割高になります。
関連記事:DMをはがきで作成するメリットとは?訴求力を高めるポイントと注意点
圧着はがき
圧着はがきとは、はがきの印刷面を特殊なのりで貼り合わせたはがきです。剥がすと内側の情報が見開きになり、一度剥がすと貼り合わせができません。
通常のはがきに比べると1通あたりの費用相場は80~220円前後と、通常のはがきよりも割高ですが、倍以上の情報を掲載できるメリットがあります。
剥がさない限り内側は見えないため、個人情報などプライバシーに関わる情報を記載する場合にも向いています。
封書
封書は、封筒にチラシや冊子、カタログなどを入れて発送する種類です。はがきよりも重量があり、封入などの作業工程も発生するため、1通当たりの費用相場は120~180円と割高です。
割高ではあるものの、多くの情報を提供でき、印刷物だけでなくサンプルや特典を封入しやすいことがメリットです。
ただし、中身が見えないため開封されないというケースもあります。透明な部分のある封筒を使うなど開封率を高める工夫をするとよいでしょう。
関連記事:DMを封筒で送るメリットとは?封筒の種類と開封率を上げるコツを解説
DM発送代行サービスの選び方
DM発送代行サービスは数多くあるため、どこに依頼するべきか迷うことがあるかもしれません。
ここでは、サービスを選ぶポイントを解説します。
依頼が簡単か
DM発送代行を選ぶ際は、簡単に依頼できるサービスかをチェックしましょう。
DM発送代行サービスには、オンラインで手続きが完了するサービスと、担当者と電話やメールで打ち合わせをしながら依頼するサービスがあります。
オンラインであれば、24時間365日、いつでも好きなタイミングで見積もりの確認・発注ができます。手間なく、急ぎのときでも簡単に依頼できることがメリットです。
ただし、デザインなど細かい部分について打ち合わせをしたい場合は、担当者と打ち合わせできるサービスも検討するとよいでしょう。
迅速に発送できるか
迅速に発送できるかどうかも、選ぶポイントのひとつです。特にキャンペーンなど期間限定のDMを発送する場合、迅速に対応できるかが重要です。
DM発送代行サービスによって、注文から発送までの期日は異なります。一般的なサービスはデータ入稿から発送まで3~7営業日ほどかかりますが、当日や翌日発送など、迅速に対応するサービスもあります。
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」では、最短当日発送が可能です。なお、利用には事前に無料アカウントの発行が必要です。
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API連携が可能か
自社システムとAPI連携ができるかどうかも、チェックしたいポイントです。API連携ができれば、自社の顧客リストを読み込んでデータを自動入力したり、発送状況を自動で反映したりできるため、手作業を大幅に削減して業務を効率化でき、人的ミスも防止できます。
情報漏洩を防ぐため、万全なセキュリティ体制が整備されているかも確認しておきましょう。
DMの費用対効果を高める方法
DMの施策を成功させるためには、できるだけ費用を抑えて最大の効果を上げることがポイントです。
ここでは、DMの費用対効果を高める方法を紹介します。
関連記事:効果的なDMの作成方法とは?心をつかむ制作のコツを解説
デザインを工夫する
DMの効果を高めるためには、開封してもらうことが大切です。ほかの郵便物やDMに埋もれないよう、形や色、デザインを工夫しましょう。
定型的な形状ではなく、大判はがきや箱型の封筒など、形状の異なるDMにすれば、顧客の関心を惹きつけます。
また、DMが顧客の目に留まるよう、インパクトのあるメッセージを書くことも効果的です。
顧客に合わせた内容にする
DMに目を留めてもらうためには、ターゲットに合わせたデザインにすることがポイントです。自社のターゲットとなる層を設定し、イメージに合わせたデザインを採用しましょう。
DMを顧客に合った内容にすれば、開封率も高まります。バリアブル印刷であれば、顧客ごとにパーソナライズされた情報の提供が可能です。バリアブル印刷とは、1枚1枚異なる内容を印刷できる技術で、「可変印刷」とも呼ばれます。。
NEXLINK オンデマンド印刷発送サービスDoculinkタイプでは、バリアブル印刷のDM発送も行っています。ぜひご利用ください。
関連記事:バリアブル印刷とは?活用事例やメリット・仕組みを解説
特典をつける
割引クーポンなど、特典をつけることで開封率が高まります。「〇月までのご購入で30%オフ」「専門家による相談会を無料で開催中」など、商品やサービスと関連する特典を提供すれば、利用に向けた行動を促せるでしょう。
サンプルやノベルティなどを同梱するのもおすすめです。厚みがあったり「〇〇特典在中」などの文言が入っていたりすれば、開封してみたくなるでしょう。
最適なタイミングで送付する
DMの効果を高めるためには、最適なタイミングで送ることも大切です。季節の変わり目や新年度、ボーナス月など、ターゲットの消費意欲が高まる時期を選びましょう。
企業に送付する場合は、月末や月初、決算期など多忙な時期は避ける方が無難です。個人宛であれば、週末に届くようにすることで、ゆっくり開封してもらえる可能性が高まります。
コストを抑える
DMの施策では、費用対効果も大切です。できるだけコストを抑え、より高い効果を目指しましょう。ただし、コスト削減がクオリティ低下につながらないよう注意が必要です。
そのため、デザインや封入物などのクオリティを下げるのではなく、郵送料などでコストダウンができるDM発送代行サービスを選ぶことをおすすめします。
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DM発送代行の費用を安くする方法
DM発送代行のコストを抑える方法として、次の3つがあげられます。
- まとめて多くの部数を依頼する
- 小さなサイズでDMを送付する
- 封書の場合は透明封筒を使用する
それぞれ、詳しく解説します。
まとめて多くの部数を依頼する
DMはできるだけ多く依頼することで、1通あたりのコストを下げられます。たとえば、日本郵便で広告郵便物を発送する場合、1回の差出通数に応じて料金が8%~43%の割引になります。
DM発送代行サービスでも通数に応じて料金設定されており、1通の違いで割引率が変わることもあります。金額を確認し、できるだけまとめて多く依頼するとよいでしょう。
小さなサイズでDMを送付する
発送料金は、発送するDMの重さとサイズによって変動します。そのため、サイズを小さくして重さも軽くすれば、料金は割安になります。
たとえば、A4サイズのはがきよりも定型はがきの方が割安です。ただし、A4サイズのはがきは情報量を多く記載でき、他の郵便物よりも目につきやすいというメリットがあります。
また、サンプルを封入することで重くなり、料金が上がる可能性もありますが、開封されやすくなるでしょう。
コストを抑えることと得られる効果を比較検討し、どちらがより費用対効果が高いかを考えることも大切です。
関連記事:DMのサイズは何がいい?ハガキの種類・選び方から成功するコツまで解説
封書の場合は透明封筒を使用する
封書でDMを発送する場合は、透明封筒を使用すると費用が安くなる傾向にあります。透明封筒は中身が見えるため、開封されやすいこともメリットです。
さらに、内容をA4サイズ大判はがきやA4圧着タイプのはがきにレイアウトすれば、より安価になります。
封筒で隠されずに開封された状態で届く大判はがきタイプは、閲覧率が高まりDMの反響も上がりやすいでしょう。DM発送代行サービスにデザインやレイアウトに関する相談をすることもおすすめです。
DMのコストを抑えるならNEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」
DMのコストを抑えたいときは、NEXLINK 「オンデマンド印刷発送サービス」がおすすめです。
パソコンの専用ページにアクセスし、3分程度の操作で印刷から発送までワンストップで対応するサービスです。
他のサイズに比べ圧倒的に閲覧率の高いA4はがきは1通あたり70円前後から利用でき、低コストで費用対効果の高いDM発送ができます。
小ロット発送でもコストを抑えられる価格設定のため、必要な分だけ効率よく発送でき、無駄なコストを削減します。料金表はこちらからダウンロード可能です。
DM発送代行は費用相場を確認しておこう
DMの施策にはDM発送代行サービスの利用が便利です。サービスの数は多く、それぞれ料金は異なるため、費用相場を確認して適切な料金のサービスを選びましょう。
DM施策を成功させるためには、コストを抑えつつも、クオリティは下げないことが大切です。
NEXLINK 「オンデマンド印刷発送サービス」であれば、閲覧率の高いA4はがきが低価格で利用でき、価格と効果を最適化したDM運用ができます。API連携もできるため、業務効率化にも役立つでしょう。DM施策を低価格で効率良く実施したい方はぜひ利用を検討してみてください。
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