病院・クリニック向けのDMの効果の上げ方|発送を効率化するサービスも紹介
病院やクリニックに向けてマーケティングする際はDM(ダイレクトメール)が効果的です。ターゲットを絞り、必要な情報を直接アピールできます。
本記事では病院やクリニック向けのDMについて、効果や開封率を上げるコツをご紹介します。
目次[非表示]
- 1.病院・クリニック向けDMの効果を上げるには?
- 1.1.そもそもDMに効果はある?
- 1.1.1.メリット1.ターゲットに直接アピールできる
- 1.1.2.メリット2.ターゲットごとに情報を選べる
- 1.1.3.メリット3.効果測定しやすい
- 1.2.DMの効果を高めるには工夫が必要
- 2.DMの種類
- 3.病院・クリニック向けDMのリストを作る方法
- 3.1.信用できる情報をもとにリストを作る
- 3.2.業種やエリアを絞る
- 4.病院・クリニック向けDMの開封率を高めるコツ
- 4.1.決裁権を持つ代表者宛てに送る
- 4.2.開業年数を調べる
- 4.3.目を惹くデザインにする
- 4.4.挨拶文を工夫する
- 5.DM発送に役立つ「NEXLINKオンデマンド便サービス」
- 6.病院・クリニック向けのDMで訴求効果を高めよう
病院・クリニック向けDMの効果を上げるには?
DMは適切なターゲットに直接アピールできるため、高い効果が期待できます。情報を届けたいターゲットに対し、必要とする情報をピンポイントに送ることで効率的なマーケティングが可能です。
ただし、ただ送るだけでなく効果を高める工夫が必要です。
ここでは、DMの効果や、効果を高める必要性などを解説します。
そもそもDMに効果はある?
そもそも、DM自体に効果があるのかは気になるところです。DMにはどのような効果があるのか、みていきましょう。
メリット1.ターゲットに直接アピールできる
DMはターゲットのもとに直接届けられるため、商品やサービスを認知してもらいやすいのがメリットです。情報が形として残ることで、問い合わせや利用につながりやすくなります。デザインの工夫により、イメージを伝えやすいというメリットもあります。
マスメディアやWeb上の広告は、その媒体を目にしない層には訴求できません。しかしDMであれば、ターゲットの絞り込みでピンポイントに効率的な訴求が可能です。
メリット2.ターゲットごとに情報を選べる
DMは、ターゲットごとに必要な情報を選べるのもメリットです。新規顧客に向けて商品やサービスの基本的な情報を、既存顧客に向けて新商品のカタログや割引クーポンを送るといった使い分けができます。
企業のコンセプトや方向性などを記載し、企業イメージを定着させてブランディングを図る戦略も可能です。
メリット3.効果測定しやすい
DMは効果測定しやすく、施策の改善や今後のマーケティング施策に利用できます。送付後の反応や購入・リピート率の数値を出し、分析することで施策を改善し、より効果を高めることができるでしょう。収集したデータは今後のマーケティング戦略にも活かせます。今後の施策につなげやすいのが、大きなメリットです。
DMの効果を高めるには工夫が必要
DMはマーケティングの効果がありますが、実際に効果を上げるには工夫が必要です。ターゲットのもとに届いても、開封してもらわなければ意味がありません。
目を惹くデザインで開封してもらいやすくする、挨拶文で読み手の心を掴むなどの工夫をすることで、商品・サービスへの関心を高めることができるでしょう。
DMの種類
DMにはハガキや封書などの郵送、電子メール、FAXの3種類があります。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
郵送(ハガキや封書) |
・手軽に導入しやすい ・郵送料などコストがかかる |
電子メール |
・安価で一斉に送れる ・迷惑メールとして読んでもらえない可能性がある |
FAX |
・1件の送信にかかる単価が安く、情報が目に付きやすい ・送信の頻度や内容には配慮が必要。誤送信のリスクがある |
なかでも、開封率が高く内容を見てもらいやすいのが郵送です。情報量に合わせてハガキや封書を使い分けられるというメリットがあります。
ハガキには「定形はがき」「圧着ハガキ」があり、圧着ハガキであれば、より多くの情報を掲載でき、プライバシーに配慮したい場合にも便利です。
封書はカタログやチラシなどの送付に役立ち、サンプルを同封できます。封入できる情報量が多く、複数の商品やサービスを案内できるのがメリットです。
病院・クリニック向けDMのリストを作る方法
DMの効果を高めるには、送付するターゲットのリスト作成が欠かせません。商品・サービスを訴求したいターゲットを厳選することで、効率的にアピールできます。
また、ターゲットは業種・エリアの絞り込みも大切です。
病院・クリニック向けのDMについて、ターゲットを定め、リストを作る方法をご紹介します。
信用できる情報をもとにリストを作る
病院・クリニック向けDMのリストは、信頼性の高い情報をもとに作成しなければなりません。情報が不正確な場合、郵送物が未着で戻る可能性があります。不要なコストをかけることになるでしょう。また、誤配達をしてしまうと、企業の信頼を損なうことにもなります。
病院やクリニックの情報は、厚生労働省の出先機関である地方厚生局が公表しています。医療機関が提出した情報を掲載していることから、提出書類に誤字があるとそのまま掲載されている可能性があります。正確性に欠ける場合があるため注意しましょう。
郵送DMを発送するサービスNEXLINKオンデマンド便では、診療科目や病床数、認定医等で分類した医療リストの提案をしています。さまざまな項目で分類するリストによりターゲットを定め、発送まで依頼できるサービスのため、効率的にDMの施策を実施できます。
業種やエリアを絞る
ターゲットの選定では、業種・エリアの絞り込みも重要です。エリアを絞り込むことで、業種とエリアを組み合わせた検索ができ、より絞り込まれたリストを作成できます。ターゲットをいかに的確に設定できるかで、効果は大きく変わります。どのような目的で送るかを明確にし、訴求したい業種を定めます。大病院か小さいクリニックか、規模なども絞り込む基準になるでしょう。
自社で作成する場合、タウンページやネット検索から対象の医療機関をリスト化し、さらに移転や廃業等のチェックが必要です。
NEXLINKオンデマンド便の提案するリストであれば、リストから最適な送付先を選んで送るだけで、面倒がありません。
病院・クリニック向けDMの開封率を高めるコツ
病院・クリニック向けのDMは、開封してもらうことで効果を発揮します。そのためには、以下のような工夫が必要です。
- 決裁権を持つ代表者宛に送る
- 開業年数で判断する
- 目を惹くデザインにする
- 挨拶文を工夫する
特に宛名に決裁権を持つ代表者の名前を入れることは、開封率を高めるために大切です。
病院・クリニック向けDMの開封率を高めるコツをご紹介します。
決裁権を持つ代表者宛てに送る
病院・クリニック向けのDMは直接院長や管理者が受け取るよりも、担当者がまとめて処理するのが一般的です。その際、病院・クリニックの名称だけで届いたDMは、「あまり重要性がない」「院長宛ではない」と分別されて院長・管理者のもとに届かない可能性があります。
そのため、決裁権を持つ院長もしくは管理者の名前を必ず入れることが大切です。個人名で届けばその人のもとに届き、開封してもらえる可能性が高くなります。
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開業年数を調べる
開業年数の確認も、ターゲットの選定に重要です。開業からの経過年数により、経営者(院長)の悩みや課題が変わるためです。
例えば、開業したばかりの医療機関は患者を集める・スタッフを定着させるという課題があります。
開業3〜5年となると業務を効率化するためのIT化を検討したり、リース機関満了を迎えた医療機器やシステムの切り替えを検討する時期です。
このような開業別の課題を考慮し、自社の商品・サービスをより必要とするターゲットを選定しましょう。
また、訴求したい商品・サービスが大病院向けか、小さいクリニック向けかでもターゲットは変わります。業種の分類と合わせ、病床数による分類も必要です。
目を惹くデザインにする
開封率を高めるためには、目を惹くデザインにするなど、見た目の工夫が必要です。開封したくなるデザインにするには、以下の点を考慮しましょう。
- イラストや写真を使う
- 商品やサービスの内容がひと目で理解できるようにする
- 企業のロゴや色使いに特色を出す
視覚的に伝えたい内容をアピールすることで、思わず開封したくなるようなDMになります。
挨拶文を工夫する
挨拶文は最初に目を通す部分であり、心をつかむ文章にすることで内容に興味をもってもらえます。ただのDMではない、特別感を感じてもらうことが大切です。
手書きの文章を添えるのも効果があります。「自分のために送られたDM」という印象を与えるでしょう。手間がかかりますが、それだけ得られる反響が変わります。
DM発送に役立つ「NEXLINKオンデマンド便サービス」
病院・クリニック向けのDM発送には、NEXLINKオンデマンド便サービスが便利です。最大3万通まで当日印刷・当日発送が可能です。1通から対応できるため、送付漏れのあった宛先に追加する際にも役立ちます。
ここでは、NEXLINKオンデマンド便サービスの概要や、サービスでどのようなことができるかをご紹介します。
NEXLINKオンデマンド便サービスの概要
NEXLINKオンデマンド便サービスは、パソコンで操作することでDMの印刷から発送まで依頼できるサービスです。
DMのサイズや形状・宛名などのレイアウトを選択したら、原稿と宛先リストをアップロードするだけで、印刷・発送の注文ができます。
印刷・発送会社とのやりとりもなく、パソコン上の3分程度の操作で病院・クリニック向けDMの発送が可能です。
NEXLINKオンデマンド便サービスでできること
DMの形状はさまざまなタイプから選べ、定型ハガキより多くの情報を盛り込むことができるA4ハガキの場合、1通あたり64円からと低コストです。前にも説明しましたが、サービスでは医療リストの提案もできます。
ターゲットリストを作成する手間もなく、効率的に病院・クリニック向けDMを発送できます。A4ハガキの場合は午前10時までに入稿すれば、3万通まで当日発送が可能です。開催日の迫った医療機関向けイベントの案内を送りたいなど、急ぎのニーズにも対応します。
病院・クリニック向けのDMで訴求効果を高めよう
病院・クリニックに向けたマーケティングはDMの発送が効果的です。ターゲットの絞り込みで効率的に情報を届けられ、工夫次第で開封率を高めることができます。効果を高めるには宛先に代表者名を入れるなどのコツがあるため、把握しておきましょう。
NEXLINKオンデマンド便サービスでは医療リストの提案ができ、低コストでスピーディな発送が可能です。ぜひご検討ください。