CRMをAPI連携するメリットと注意点、顧客へのDM発送に便利なサービス

顧客情報を管理するCRMはAPIと連携することで、データの利用や共有など利便性が高まります。顧客へのDM発送業務を効率化したり、システム開発の手間やコストを削減したりなど、さまざまなメリットがあるのが特徴です。

本記事ではCRMをAPI連携するメリットや注意したい点を説明するとともに、特におすすめの「NEXLINKオンデマンド便サービス」とのAPI連携について詳しく紹介します。




目次[非表示]

  1. 1.CRMとAPIに関する基礎知識
    1. 1.1.CRMとは?
    2. 1.2.APIとは?
  2. 2.CRMでAPI連携を行うメリット・注意点
    1. 2.1.【メリット①】業務を効率化できる
    2. 2.2.【メリット②】開発コストがかかりにくい
    3. 2.3.【メリット③】セキュリティを向上させやすい
    4. 2.4.【メリット④】最新データを取得できる
    5. 2.5.【注意点①】APIの連携先の企業に依存しやすい
    6. 2.6.【注意点②】サーバー障害で利用できなくなるリスクがある
  3. 3.顧客へのDM発送に便利な「NEXLINKオンデマンド便サービス」のAPI連携
    1. 3.1.NEXLINKオンデマンド便サービスとは?
    2. 3.2.NEXLINKオンデマンド便サービスのAPI連携で可能になること
  4. 4.CRMをAPI連携してDMの発送を効率化させよう


CRMとAPIに関する基礎知識

CRMをAPIと連携するメリットを知るために、まずCRMとAPIについて基本的なことを確認しておきましょう。

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CRMとは?

CRMとは「Customer Relationship Management」の略で、直訳すると「顧客関係管理」という意味です。企業と顧客との関係性を管理するという意味合いですが、より具体的には顧客に関する情報を管理して関係を良好に保ち、適切なアプローチをするためのツール・システムのことを指します。

CRMで利用される主なデータは、顧客の氏名や年齢、性別、購入履歴などで、日々増えていくこれらの顧客情報や行動履歴情報を適切に管理し、効率化するために役立ちます。

近年、商品やサービスが多様化するなかで新規顧客を獲得するのは難しく、コストもかかります。そのため、既存顧客とこれまで以上の良好な関係を築き、LTV(顧客生涯価値)すなわち「顧客から生涯にわたって得られる利益」を高めることが求められています。CRMは、そのような既存顧客のLTVを上げることに貢献するツールです。

CRMにはさまざまな製品が提供されていますが、代表的なものに「Salesforce」があげられます。「Salesforce」は見込み顧客との接点を作り出し、成約までの一連のプロセスを効率化させるプラットフォームです。搭載されているCRM「ServiceCloud」は顧客へのカスタマーサポートを効率化させるもので、顧客からの問い合わせに必要な情報や対応フローを整備しています。

CRMとよく似た言葉にSFAやMAがあります。SFAは「Sales Force Automation」の略で、「営業支援システム」という意味です。マーケティングにより案件化された顧客との取引やプロジェクトなど、営業活動を進めるために利用します。営業に関するデータを集約し、業務を支援することを目的とするツールです。SFAの代表的なツールに「Senses」があります。人工知能AIを搭載しており、これまでの営業データを自動解析して次に行うべき営業活動の提案を自動で行うのが特徴です。

一方、MAは購入意欲のある顧客を見いだし、商談へとつなげるものです。見込み顧客に対して有益な情報を提供し、マーケティング活動の業務を自動化します。

これらに対し、CRMは顧客に関する多様な情報を集約するもので、顧客と良好な関係を築くために営業以外にも幅広く利用されるツールです。


APIとは?

APIとは「Application Programming Interface」の略で、ソフトウェアやプログラム、Webサービスなど異なるサービスの機能を連携させる仕組みのことです。APIには多様な機能があり、組み合わせることでさまざまなサービスの提供が可能になります。例えば、Webサイトに会員登録を採用する場合、ログイン認証にSNSのアカウントを利用するのもAPI連携のひとつです。

APIと連携ができるCRMは多く提供されており、これら連携可能なCRMを導入することで、業務の効率化や開発コスト削減などさまざまなメリットが得られます。



CRMでAPI連携を行うメリット・注意点

CRMでAPI連携することは多くのメリットがあると同時に、連携先の企業に依存しやすいなど注意点もあります。APIと連携するメリットと注意点を見ていきましょう。


【メリット①】業務を効率化できる

CRMでMAツールなどをAPI連携させることで、業務を効率化できるのがメリットです。連携によりデータが自動的に入力されるため、連携先のソフトにデータを手作業で入力するという手間を省けます。

双方のデータを常に最新の状態にすることができ、また、手作業による入力ミスも防げるのもメリットです。

面倒な作業を省くことで、本来行うべきコアな業務に時間を割くことができます。


【メリット②】開発コストがかかりにくい

API連携により、APIに含まれている部分はプログラミングが不要です。そのため、新たなシステムを一から開発する必要がなくなります。APIの利用で開発にかける工数やコストを抑えながら、ソフトウェアの機能を拡張できるのがメリットです。

短縮できた時間は他社との差別化となる機能の開発に費やすなど、有益に活用することができます。


【メリット③】セキュリティを向上させやすい

顧客情報のセキュリティ確保は不可欠であり、自社で開発を行う場合は情報セキュリティに関する高い知見が必要です。

そのようなリソースが社内にない場合、セキュリティレベルが高いAPIを利用してシステムの信頼度を高めることができます。安心感の高いシステムは顧客満足度の向上にもつながるでしょう。


【メリット④】最新データを取得できる

手作業で顧客情報を更新するのは手間がかかるだけでなく、情報を最新に保てない可能性もあります。API連携ではデータが自動で同期されるため、情報が常に最新データに更新されるのがメリットです。

最新データに基づくサービスを提供できることで、より顧客満足度を高めることもできるでしょう。


【注意点①】APIの連携先の企業に依存しやすい

CRMのAPI連携はメリットが多い一方、注意したい点もあります。自社でシステムを開発する必要がないメリットはあるものの、API提供の企業に依存しやすいという点です。

連携先企業の都合によりAPIに連携できなくなったり、不具合が起きたりする可能性があります。突然仕様が変更されたり、API連携が終了したりする場合もあるでしょう。そのような場合、連携方法を変更するなどの手間がかかります。


【注意点②】サーバー障害で利用できなくなるリスクがある

API連携先のサーバーに障害が起きた場合、自社のサービスが利用できなくなったり、データを取得できなかったりなど、何らかの影響を受ける可能性があります。

外部のサービスに機能を依存している以上、避けられないこともあるでしょう。APIを連携する際はさまざまなトラブルを想定し、対応策を考えておかなければなりません。


顧客へのDM発送に便利な「NEXLINKオンデマンド便サービス」のAPI連携


現在使用しているCRMと連携して郵送DMを送りたいと考えている方におすすめなのが、「NEXLINKオンデマンド便サービス」です。ここでは、サービスの詳細を紹介します。


NEXLINKオンデマンド便サービスとは?

NEXLINKオンデマンド便サービスは、PCの専用ページからワンストップでDMの印刷・発送を行える郵送DMサービスです。3分程度の操作でDMのサイズやレイアウトなどを決定し、印刷から発送までワンストップで操作できます。

1通からでも注文でき、3万通までは最短で当日発送が可能です。

DMは閲覧率が高く多くの情報を盛り込めるA4ハガキを使用し、1通あたり62円から利用できます。

リストを購入せずに発送できるのもおすすめポイントです。


NEXLINKオンデマンド便サービスのAPI連携で可能になること

NEXLINKオンデマンド便サービスはAPI連携も可能です。自社所有の顧客データベースと連携し、時間と手間をかけずに顧客へDMを発送できます。

これまで、DMを発送するときはエクセルで出力して入稿しなければならなかった業務を自動化することができ、工数を削減して業務の効率化が可能です。また、転記ミスなどのヒューマンエラーも減らせます。

API連携でDM施策の振り返りも行いやすくなり、PDCAサイクルを回して改善を図れるのもメリットです。

API連携の詳細はこちら


CRMをAPI連携してDMの発送を効率化させよう

CRMは顧客と良好な関係を築くツールで、顧客から生涯にわたって得られる利益を高めるために役立ちます。CRMはAPIと連携することで業務を効率化でき、開発のコスト削減も可能です。

数あるAPIの中でもおすすめなのは、ネクスウェイのNEXLINKオンデマンド便サービスです。日々のDMを使った業務や営業活動を自動化し、効率化に貢献します。

API連携に関する資料はいつでもダウンロードできます。不明な点などがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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