圧着DMとは?ハガキのデザインやメリット、印刷の種類やコツを紹介

圧着DM(ダイレクトメール)とはハガキの印刷面に接着剤を塗布し、折りたたんだハガキです。圧着ハガキにすることで紙面を増やし、多くの情報を伝えることができます。本記事では圧着DMのメリットやデザインのポイントなどを紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.圧着DMとは
  2. 2.圧着DMのメリット6つ
    1. 2.1.メリット1.めくりたい心理で開封率がUP
    2. 2.2.メリット2.情報量を多く掲載できる
    3. 2.3.メリット3.個人情報を隠せる
    4. 2.4.メリット4.開けた時のサプライズ感を演出
    5. 2.5.メリット5.情報量で比べるとコストダウン
    6. 2.6.メリット6.行動を起こしやすくする
  3. 3.圧着DMはデザインが大切!
    1. 3.1.圧着DMのデザイン1.特大圧着
    2. 3.2.圧着DMのデザイン2.ポップアップ圧着
    3. 3.3.圧着DMのデザイン3.型抜き圧着
  4. 4.圧着DMをデザインする際のポイント
    1. 4.1.1.デザインは目の動く流れを意識した配置にする
    2. 4.2.2.アピールしたいことをキャッチコピーにする
    3. 4.3.3.画像とテキストのバランスに注意する
    4. 4.4.4.メリットになるような特典を掲示する
  5. 5.効果が得られる圧着DMを作成しよう
  6. 6.FAQ
    1. 6.1.Q.圧着DMとは何ですか?
    2. 6.2.Q.圧着DMのメリットは?


圧着DMとは

圧着DMとはハガキの印刷面に専用の接着剤を塗布し、熱や圧力で接着させたハガキです。通常のハガキは裏表2面しか印刷できませんが、圧着DMにすることで印刷面を増やし、多くの情報を伝えることができます。秘匿性も高いため、請求書などで受け取ったことがある方も多いのではないでしょうか。

2折りの片面タイプのほかに3つ折りの両面タイプがあり、通常のハガキに比べて2倍〜3倍の情報量を盛り込めるのが優れた点です。1面の大きさが官製ハガキサイズのほか、より大きいA4サイズもあります。

圧着DMは通常ハガキと変わらない郵送料金でより多くの情報を伝えられるため費用対効果が高く、多くの企業に活用されています。

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圧着DMのメリット6つ

圧着DMには多くのメリットがあります。まず、受け取った顧客にめくりたい心理が働くため、開封率が高まります。通常のハガキよりも多くの情報量を掲載できるだけでなく、個人情報を隠せるのもメリットです。開けたときのサプライズ感を演出し、販促効果をより高めることもできるでしょう。

ここでは、圧着DMのメリットを6つ紹介します。


メリット1.めくりたい心理で開封率がUP

圧着DMは高い開封率が期待できます。はがしやすい特殊な加工を施しているため、通常の封書よりも開封の負担がありません。

また、すぐに内容がわかる通常のハガキとは異なり、内容が隠されていることで「何が書いてあるのか知りたい」「気になるのですぐに見てみたい」という心理を煽り、開封率を高めることができます。


メリット2.情報量を多く掲載できる

圧着DMにすることで、通常のハガキよりも情報量を多く掲載できるのがメリットです。2つ折りでは通常のハガキの2倍、両面開きの3つ折りであれば3倍の情報量を掲載できます。

ハガキをA4サイズにしてさらに面積を広げ、イラストを添えたり文字の大きさを変えて強弱をつけたりなど、視覚的な効果を高める工夫も可能です。


メリット3.個人情報を隠せる

印刷面が誰にでも見える通常ハガキと異なり、圧着DMは個人情報など第三者に知らせたくない情報を隠せるのもメリットです。DMの受取人だけに知らせたい限定情報を載せるのにも役立ちます。

また、圧着面は一度はがすと再度貼り合わせることができません。第三者が不正に見ることを防止でき、「郵送中に見られたかもしれない」という顧客の不安をなくすことができます。


メリット4.開けた時のサプライズ感を演出

圧着DMは圧着面が開封した人しか見られないため、特別感を出したり開封したときのサプライズ感を演出したりできます。

データに基づいて印刷・印字する内容を顧客ごとに変えて掲載するバリアブル印刷にすれば、より特別感・サプライズ感を高めることができるでしょう。自分のために送られてきたDMだと感じ、販促効果も高まります。


関連記事:バリアブル印刷とは?活用事例やメリット・仕組みを解説


メリット5.情報量で比べるとコストダウン

情報量で比較すれば、圧着DMは通常ハガキよりもコストダウンを図れます。圧着した状態が官製ハガキのサイズであれば、重量などで料金が変わらない限り通常ハガキと同じく1通62円で郵送が可能です。

情報量はDMの反響に影響しやすく、特に高額商品や仕組みが複雑なサービスの場合、顧客を納得させるために多くの情報が必要です。情報量の多い圧着DMは多くのレスポンスが期待でき、通常ハガキよりもコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

また、​​情報量にあまり差がない封書と比べても郵送料金が安く、封入作業が不要な点で作業にかかる人件費をカットできるのもメリットです。


メリット6.行動を起こしやすくする

複数の圧着面を剥がすタイプの圧着DMは、剥がす場所に番号を振ってDMを読む順番を設計できます。送る側の意図した順番で情報を提供でき、顧客は行動を起こしやすくなるでしょう。

例えばバーコードリーダーを記載して自社のWebサイトへ誘導する、クーポンをつけて購入を促す、資料請求や問い合わせを誘導するなど多くの工夫が可能です。



圧着DMはデザインが大切!

圧着ハガキの開封率を高めるには、デザインの工夫が大切です。どんなにインパクトの高い広告内容であっても、開封されなければ意味がありません。開封してもらうためには、ひと目でDMの魅力が伝わるデザインであることが重要です。

ここでは、開封率や反響率を高め、企業のブランディング効果も発揮する圧着DMのデザイン例を紹介します。


圧着DMのデザイン1.特大圧着

圧着DMは​​さまざまな折り方や形状があり、特大の広告を折りたたんでインパクトを高めた特大圧着もあります。開く前はA4サイズのハガキですが、下や横に開いて大きなチラシに広がる圧着DMです。

商品カタログなどにして多くの情報を載せることができるだけでなく、その大きさに企業側の想いや気合いなどが伝わり、強い印象を残すことができます。


圧着DMのデザイン2.ポップアップ圧着

開封すると飛び出す絵本のような仕掛けがあるポップアップ圧着もあります。顧客の印象に残りやすいのがメリットです。

飛び出すものを何にするかが重要なポイントとなります。既存顧客の誕生日祝いに送る場合はケーキや花束、新商品の案内であればリアルな質感が伝わる商品のポップアップなど、「顧客が見たときに喜ばれるもの」という視点で選ぶとよいでしょう。


圧着DMのデザイン3.型抜き圧着

圧着DMは形に決まりはありません。丸型や商品の形など、さまざまな形に型抜きした圧着DMも活用されています。形のユニークな圧着DMはそれだけでインパクトがあり、開封せずにはいられなくなるでしょう。

誰かに紹介したくなり、SNSなどで拡散される可能性もあります。受け取った顧客だけでなく多くの人に周知され、高い販促効果を得られることにもなるでしょう。


圧着DMをデザインする際のポイント

圧着DMをデザインする際は、効果を出すためのポイントがあります。まず、デザインは受け取る人の目の動きを意識した配置にすることが大切です。開封率を高めるためには、インパクトのあるキャッチコピーを作るのが効果的でしょう。

また、DMの内容を的確に伝えるには、画像とテキストをバランスよく配置することも必要です。

圧着DMをデザインする際のポイントを紹介します。


1.デザインは目の動く流れを意識した配置にする

人の目の動きには一定の決まりがあり、その特徴を把握した配置にすると伝えたい内容が伝わりやすくなります。

縦書きの場合は右上からNの字を描くように視線を動かすため、一番読んで欲しい内容は右上に配置しましょう。横書きの場合は、左上からZの字を描くように左右に視線を動かします。そのため、読んで欲しい内容は左上に置くと伝わりやすくなります。

どちらも上側がポイントで、DMでは上の方にアピールしたい内容を配置することが効果を高めるコツといえるでしょう。


2.アピールしたいことをキャッチコピーにする

DMでアピールしたい内容は、キャッチコピーにすると目を惹きやすくなります。ただ、キャッチコピーばかりでは逆に印象が薄くなるため、多くても3つ程度にとどめましょう。いくつかポイントを絞り、開封したくなるような効果的なキャッチコピーを作ってください。

あまり凝りすぎず、シンプルでわかりやすい言葉にすると印象に残りやすくなります。


3.画像とテキストのバランスに注意する

商品の情報をたくさん載せたいからといって、画像ばかりのDMにするのは避けましょう。見た目を綺麗にするために美しい画像は必要ですが、そればかりでは情報が多いと感じ、関心を失う可能性があります。

掲載する画像は厳選し、テキストとのバランスに注意しましょう。情報は盛り込みすぎず、ポイントを押さえることも大切です。


4.メリットになるような特典を掲示する

DMで特に大切なのは、受け取った人がメリットと感じる特典を提示することです。DMにメリットを感じられない場合、しっかり読んでもらえない可能性があります。

メリットと感じる特典は割引券やクーポン、優待チケット、試供品のプレゼントといったものです。単なる商品やサービスの紹介だけのDMと比較して、メリットのある特典があるDMの方が開封率は高いという調査結果も報告されています。


効果が得られる圧着DMを作成しよう

圧着DMは「何が書かれているのか知りたい」という心理が働き、開封率を高めるのが特徴です。通常のハガキよりも多くの情報を掲載できるため、同じ郵送料金で高いコストパフォーマンスを実現できるというメリットもあります。

圧着DMで販促効果を高めたいと考えている方におすすめなのが、​​NEXLINKオンデマンド便サービスです。1通からでも注文でき、3万通までなら最短当日発送もできます。初期費用・月額料金は一切かからず、印刷(フルカラー)・印字・発送 すべて込みの料金を提示しているため安心です。

会社で保有する顧客データベースと連携し、顧客への圧着DM送付を人手や時間をかけずに行うこともできます。API連携でDM効果を計測し、マーケティング分析に役立てることも可能です。ぜひご検討ください。


FAQ

Q.圧着DMとは何ですか?

圧着DMとはハガキの印刷面に専用の接着剤を塗布し、熱や圧力で接着させたハガキです。通常のハガキは裏表2面しか印刷できませんが、圧着DMにすることで印刷面を増やし、多くの情報を伝えることができます。

Q.圧着DMのメリットは?

圧着DMの最大のメリットは、受け取った顧客にめくりたい心理が働くため、開封率が高まることです。通常のハガキよりも多くの情報量を掲載できるだけでなく、個人情報を隠せるのもメリットです。



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