立志舎高等学校では資料請求者等に説明会、体験学 習などのイベント日程をDMにて送付しています。とく にボリュームが大きくなるのは年末より2 月にかけて。 6 ,000 枚近いDMの制作・発 送が必要です。さらに、中 学校・塾向け、生徒さん・親御さん向けで文面が異なる など、細かな対応も求められます。「NEXLINK オンデマ ンド便サービス」導入以前は、制作から郵送までの全業 務を内製で行っていらっしゃいました。
「とくにタックシール(宛名シール)を貼り付ける 作業が大変でした。個人情報も絡んできますから、 取り扱いも慎重にしなくてはなりません。また、中学校や塾に関してはリストにほとんど変更はないため事前の打ち出しができますが、生徒さんについては 資料請求の状況によって変わるので煩雑になりがちです。あとは、印刷機の調子が悪くなると作業が滞る といった問題もありました」
大変な手間があるようにも見えるDM制作作業。しかし意外にも、当時はそこまで大きな課題と感じていなかったそうです。
「作業自体は大変ですが、職員で協力してDM制作を行っていました。そのため、実はそこまで煩雑には感じておらず、他の業務と並行しながら滞りなく発送までを完了していました」
適切な作業分担でDM制作・郵送までを内製していた立志舎高等学校。しかしある日、上司から山﨑様に郵送DMサービス導入の打診がありました。当時、郵送D Mサービスの利用は初めてだったという山﨑様。しかし、導入自体は意外とスムーズに進んだそうです。
「私自身、パソコン操作は苦手なほうです。そのため、入稿作業などに不安はありました。しかし、若い職員がマニュアルを読んで実際に使ってみると、操作がとても簡単とのこと。サポートの方の手を煩わせることもなく、円滑に導入が進められました」
山﨑様は「NEXLINK オンデマンド便サービス」を 導入してから、DMの制作・郵送作業を大きく効率化 できたと語ります。DMに関する現在の山﨑様の作業 内容についてお伺いしました。
「はじめに私がDM原稿の叩きを作ります。そ れを専門の原稿制作部署へ投げ、Illustratorなどのソフトでデザインを含め作成。最終的に私が原稿をチェックし、問題がなければ職員に『NEXLINK オンデマンド便サービス』への入稿を指示するというのが一連の流れです」
従来であれば、この後で印刷・タックシール貼り、郵送といった作業が発生します。しかし、郵送DMサービス導入によってこの手間が一気に解消し、作業効率化につながったとのことです。
「DMを郵便局に持ち込むところまで職員が行っていましたからね。それに比べると、今はパソコンで入稿作業をするだけ。肩の荷が下りた想いです。またDMを郵送するタイミングというのは、学校にとっても繁忙期です。電話・受付対応や入学相談なども多くなります。DM作業が軽減されたおかげで、よりこれらの業務に集中できるようになりました」
作業効率化や費用対効果に大きなメリットを感じた山﨑様。それだけでなく、DMそのものの仕上がりにも満足いただけたようです。
「サービス導入前は、自前のデジタル印刷機でDMをプリントアウトしていました。今のプリンターは高性能ですから、仕上がりも上々。とくに不満はありませんでした。しかし、『NEXLINK オンデマンド便サービス』のDMはやはりプロクオリティ。紙面に光沢があり精細です」
印刷物の仕上がりは、受け取った方の心証にも影響があると山﨑様は考えます。
「DMを受け取った方から直接感想をお伺いしているわけではありませんが、印刷の美しさは読みやすさ にもつながります。元々、DMを制作する際にはシンプルさを意識していましたので、より“読んでもらえる” DMになりました。また、高品質な印刷は、信頼感を高める要素にもなったと考えています」
インタビューご協力:学校法人 立志舎 立志舎高等学校様
立志舎様が運営する立志舎高等学校は、平成11年に設立された普通科通信制課程の高等学校です。過去の成績や偏差値にとらわれず、熱意を重視した生徒さんの受け入れが特徴。グループを組んで互いに教え合うゼミ学習や、活発なクラブ活動も同校の特色です。